ティー・ネクストのStructure

次世代2×4工法の構造性能

2×4工法は、枠材に構造用面材を釘打ちした壁・床・天井により箱型構造体を構成する構造で、枠組壁工法と呼ばれています。
t-nextの構造体は、箱型で6つの面を持つモノコック構造とすることで耐震性や耐風性に大変優れます。主要構造材はエンジニアリングウッド(EW)と製材を組み合わせたハイブリッド(複合)構造としています。
パネルは高い品質管理のもとで工場生産され、独自のパネル工法によりお客様にお届けします。

高耐力壁(高倍率耐力壁)

高耐力壁(高倍率耐力壁)による構造耐力強化により設計自由度が向上
構造耐力の強化により構造耐久性と設計自由度を従来比で大幅に向上させています。外周耐力壁は、建築基準法の壁倍率で最高倍率となる「5.0倍」の高耐力壁を採用することで、構造強度を十分に確保。そのため、耐力壁配置制限を緩和することが可能となり設計自由度が向上しました。

4.5メートルの大空間

多様なライフスタイルや嗜好の変化に対応する自在でゆとりのある4.5メートルの大空間
大空間を構成する床構造に、エンジニアリングウッド(EW)構造材Ⅰ型ジョイストを採用。このⅠ型ジョイストは必要設計強度を維持したうえで設備配管等の貫通孔を自在に設けたり、4.5メートルを超える大空間(大スパン)設計を可能とする自由度の高い空間を実現します。

EW剛床構造

木材の利点を最大に引き出したエンジニアリングウッド(EW)による剛床構造が高耐震性を発揮
耐力壁と共に床構面(床構造)の構造強度を大幅に強化しました。t-nextの床はダイヤフラム理論による構造を構成。地震力などの水平力に安定して抵抗し構造上主要な役割りを担います。高耐力壁と剛床構造を組み合わせることで耐震性をさらに高めています。
1階床はエンジニアリングウッドに加え、28ミリを越える厚物の構造用合板による根太レス構造と鉄筋コンクリート基礎構造を一体化。2階床はエンジニアリングウッド(LVLやⅠ型ジョイスト)による高品質・高強度の床構造としています。

高耐力ホールダウン(HD)接合

高耐震・高耐力構造の接合部にHD金物
高耐震・高耐力の構造躯体を支え、しっかりと鉄筋コンクリート造の基礎に接合するため、躯体強度に見合った高耐力ホールダウン(HD)金物を採用。従来の1.4倍に耐力を高め最大35kNもの引抜き力に抵抗する強度のあるHD接合。躯体の接合ボルト貫通部は、構造躯体である木材の断面欠損を最小限にするため工場でのパネル生産の段階で完全加工。現場での加工を少なくし、施工品質の確保とともに高耐力HD接合を実現しました。
構造用金物を最大限に使用し強度アップ
従来の構造同様、屋根と壁を接合するあおり止め金物、構造梁を接合する梁受け金物、1・2階壁の頭部、脚部を接合する帯金物などの構造用金物を随所に採用。 床構造を構成する床根太は、4.5mを超える大スパン(大空間)を支えることが容易にできるよう、高強度ハンガー金物により床根太と壁構造をしっかりと接合し、鉛直力や水平力など建物に加わる外力へ確実に抵抗します。

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