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細部まで、美しく

28 細部まで、美しく

CRASTY
「開放感」のある住まいをご要望のお施主様。
大開口の吹抜けリビング中心に、より開放感を感じられるよう
各階や部屋がシームレスにつながる、家全体に一体感のある空間設計を行いました。

また、この住空間はただ「開放的」なだけでは終わりません。
窓や照明の配置、光の陰影の付き方、素材の質感など、
ディテールに至るまでお施主様と協議を重ね、
お施主様のこだわりをひとつひとつ実現していきました。

細やかな「美しさ」を積み重ね、上質な日常空間を形にすることができました。

担当設計士/本田 直樹

二級建築士
トヨタウッドユーホーム本社

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広がる空間、感じる優雅さ

「開放感」を追求したお施主様のこだわりがつまったリビング空間。

約8.3帖の大開口が、圧倒的な開放感を実現。階段や上階には、透明なアクリル手すりをを用いることで、視覚的にも軽やかさをもたらし、空間のつながりや抜け感を演出しています。

洗練されたモノトーンコーディネートのリビングは、壁面にアクセントとしてリアルな素材感が特徴の石調タイルを使用。マットな仕上げと光沢のあるパーツを巧みに組み合わせることで、単調になりがちなモノトーン空間に変化をもたらしています。

「光」×「素材」×「開放感」が生み出す贅沢

吹抜け上部に配置された縦長の窓が、自然と視線を上方へ導くことで、天井の高さをより強調しています。こちらの窓は、窓の数や位置、大きさまでお施主様と何度も協議したこだわりのデザイン。自然光を優しく室内へ導き、時間帯によって表情を変える光のグラデーションを楽しむことができます。

また、壁面に施された間接照明やスポットライトが空間を柔らかに照らし、その光を質感ゆたかな石調の壁が反射することで、空間により深みを生み出しています。

光・素材・ラインのバランスを最大限に活かし空間美を追求したリビングは、「非日常を日常に」変える贅沢な空間に仕上がりました。

上質さを積み重ねたキッチン

キッチンには「GRAFTEKT(グラフテクト)」を採用。扉からワークトップまで統一されたデザインのキッチンは、その意匠性だけでなく機能性の高さも特徴。キッチンに最適な樹脂素材が用いられており、汚れやキズが付きにくいため、日ごろのお手入れが簡単です。

キッチンと色を揃えた下がり天井には間接照明が仕込まれており、ふわりと包み込むように空間を柔らかに照らすことで、上質な空間を演出。また、作業スペースには手元を照らすダウンライトに加え、自然光を取り込むスリット窓を設置。作業性を損なわずに美しさも両立しています。

ラグジュアリーと実用性が共存する、理想のキッチン空間です。

日常に贅沢を添えるパウダールーム

カウンターにはグレー系の大理石調素材、壁面にはブラックマーブル柄のパネルが用いられ、重厚感のある洗面室に。奥に見えるバスルームはブラックをベースにしたシックな仕上がりで、洗面室のカラートーンとリンク。統一感のある空間演出が、まるで高級ホテルのような雰囲気を作り出しています。

見た目の美しさだけでなく、実用性にもこだわった洗面空間。家族が並んで身支度が出来る大型の鏡は、メディシンボックスを2つ繋げて設置したもの。背面が全て収納となっているため、歯ブラシなどの生活感のでるものをスッキリと片付けることができます。また、カウンター天板には、汚れや水、熱にも強いメラミン素材を採用しています。

モダンと重厚感が融合した佇まい

現代的な洗練さと、重厚な存在感が絶妙なバランスの外観。
2つの外壁材は中の空間の広がりに合わせ、縦のラインで貼り分けています。深みのあるネイビーブルーの外壁に、大理石の割石をモチーフとしたサイディングを合わせることで、ファサードにリズムが生まれ、都会的でありながらも自然素材のような温もりを感じさせます。

また、ブラックで統一された屋根やサッシ、玄関ドアが全体を引き締め、高級感を醸し出すアクセントとなっています。
  • 所在地

    栃木県宇都宮市

  • 商品規格

    CRASTY

  • 工法

    2×6工法

  • 敷地面積

    179.88㎡

  • 延床面積

    119.58㎡

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