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快適性を追い求めた住まい

29 快適性を追い求めた住まい

CRASTY
限られた敷地の中でも、最大限のゆとりと快適性を。
玄関、LDK、客間として使う和室、それぞれに広さが欲しいというお施主様のご要望を汲み、玄関から各所へアクセスできる間取りや、ライフスタイルに沿った提案をさせていただきました。
2×8工法を採用し、断熱性・気密性にもこだわっています。
真冬でもエアコン1台でとても暖かく過ごせるとのお声をいただきました。
暮らしを快適にする工夫を凝らした住まいをご覧ください。

担当設計士/國分 恵太郎

一級建築士
トヨタウッドユーホーム埼玉支店

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玄関が主軸の家

まずお施主様が一番にこだわったのは玄関。
玄関を贅沢に広く取り、リビング、2階、収納、和室、洗面、主要な機能にアクセスできるように設計しました。
階段の吹き抜けにペンダントライトを配置し、目線を遠くに誘導することで開放感を演出しています。
また、框(かまち)を少し低く設定したり、靴の着脱用の椅子が置けるスペースを設けたりとバリアフリー性にも配慮。
これから年を重ねても安心して暮らせるように考えてつくっています。

「最大限広く」を叶えたLDK

「とにかく広く」というお施主様のご要望に応えるため、照明や下がり天井にも工夫をしたLDK。
天井高を通常より20㎝高い2m60㎝仕様にし、広がりを感じられるようにしました。
キッチン部分の天井はあえて折り下げて、下がり壁や配管などの見せたくないものを隠しています。
折り下げ天井の所に間接照明を入れて、ダウンライトの個数を減らしたのも工夫の一つ。
空間のノイズになるものを極力なくして、実際の広さ以上に広く見えるような設計を心掛けました。

家具に合わせた設計

直径2mほどの大きな座卓を入れるため、8畳のスペースを設けた和室。
座卓と調和のとれる空間になるよう、和紙調の濃灰色をメインカラーに、造作材は白木をイメージしたメープル色で統一しました。
仏間は仏壇の大きさに合わせて設計し、線香の煙を排出するための換気扇を設けたほか、壁のスイッチで仏壇内の照明がつくように配線をつなげて使い勝手を良くしています。

実用性を重視した間取り

リビングや玄関を極力広くするために、思い切って洗面・脱衣室・浴室を2階に配置。
2階のお部屋で過ごす時間も長いので、それぞれのお部屋からトイレや洗面が遠くならないよう、動線計画にもこだわりました。
また、一緒に暮らすワンちゃんのための配慮も。
リビングにはケージを置くスペースをあらかじめ確保し、2階の洗面はペット用の広くボウルが深いものを採用。
「使いやすくて便利」とご満足いただけるプランとなりました。

敷地の狭さを打ち消すのびやかなデザイン

49坪という制限のある敷地の中でも、建物に迫力が出るようにこだわった外観。
建物の水平ラインと垂直ラインを強調し、のびやかなファサードになるように意識して設計しました。
大谷石風の外壁と寄棟屋根で落ち着きのあるデザインの中に、木目の軒天や格子状のスリットなどでモダンな要素をプラスしています。
ポストや植栽などの外構も最初から計画し設計をしたので、全体的に統一感が出るようにしたのもポイントです。
  • 所在地

    埼玉県桶川市

  • 商品規格

    CRASTY

  • 工法

    2×8工法

  • 敷地面積

    162.63㎡

  • 延床面積

    146.67㎡

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